自動車等の軽量化

PC/PMMA透明ナノポリマーアロイの開発
自動車の燃費向上のため、自動車用窓についても従来のガラスをプラスチックで代替することにより40%以上の軽量化が見込まれます。弊社では高せん断成形加工法によりポリカーボネート(PC)とポリメチルメタクリレート(PMMA)の透明ナノポリマーアロイの創製に世界で初めて成功しました。この透明ナノポリマーアロイはPCとPMMAのそれぞれ優れた性能を同時に発現する材料となります。この透明材料は自動車用窓材やスマートフォン、タブレット端末向けの透明パネル、さらには多様な光学材料としての利用が期待されています。

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自動車用部材等の軽量化に資する新規CFRP系材料の開発
現在市販されているCFRPは炭素繊維(CF)が凝集しており、これをそのまま射出成形により複雑形状の製品を作ると、凝集しているCFが射出方向に配向するため、その方向には力学特性が優れていても、垂直方向には弱くなり等方的な力学性能を発現させることが難しい状況です。弊社では、高せん断成形加工法を用いてCFの凝集を解放し、CFがベースポリマー中で均一かつ等方的に分散・配置しているCFRP系材料の創製に成功しております。高せん断加工後にCFが等方的に分散配置している構造の写真を下に示します。

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さらに弊社では市販品にクレイ等の層状ケイ酸塩を添加して高せん断成形加工をすることにより、著しく力学特性を向上させた材料創製に成功しております。以下の図は力学特性として応力-ひずみ特性を測定した結果です。


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